兄の葬儀のため、東海地方の警察署に、兄の遺体を引き取りに行きました。

※兄の遺体が見つかった経緯はこちらの記事です。


葬儀をお願いした葬儀社とは、警察署の駐車場で待ち合わせをしました。

事前に、遺体の損傷が激しいと聞いていたので、私は遺体を見ることはせず、兄は納体袋に入れられたまま棺桶に収められました。
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そして、葬儀社の車で葬儀社のセレモニーホール内の保冷室に運ばれました。

※納体袋がしっかりしているのか、異臭は感じませんでした。

兄と確定後も、しばらくの間、警察に遺体を預かってもらったので、保管料等を取られるかと思っていたのですが、請求されませんでした。DNA鑑定の費用も請求されませんでした。


ただ、遺体を火葬するには、死亡届(死亡診断書又は死体検案書)が必要なのですが、兄は自然死ではなかったので、死体検案書を書いてもらうことになり、その費用が全部で5万円ほどかかりました。

※死亡診断書の場合は、高くても3万円くらいだそうです。

※この日のために、事前に死亡届(死体検案書)を受取り、それを役場の戸籍係に提出し、死体火葬許可証をもらっています。


そして、火葬場の予約時間が来るまで、セレモニーホールの駐車場で待機しました。

この日は、このセレモニーホールで、他の葬儀は行われていませんでした。

1時間ほどして、葬儀社の案内(一人だけです)で火葬場に向けて出発しました。


火葬場はセレモニーホールから車で5分ほどの住宅街の中にありました。
小さな火葬場でしたが、新しくきれいでした。煙突はありませんでした。


火葬場には、念仏をあげる僧侶が先に来ていました。

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そして、棺桶を告別室に運び込むと、そのまますぐに、念仏が始まりました。

念仏は5~10分くらいでした。

※お布施は5万円です。
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念仏が終わると、さっそく遺体は火葬炉に入れられました。


1時間で焼きあがり、骨を骨壺に拾って、葬儀は終わりました。


...参列者が私と連れだけの簡略な葬儀でしたが、良い葬儀に(私は)感じました。

来て頂いた参列者のお世話を考える必要が無く、純粋に故人のことだけを考えられて、良かったと思います。

=小さなお葬式のお勧め度=

★★★★★ 私の葬式もこれで十分です。形ばかりの弔いに、あまり関係の無い、多くの人に来て頂く必要はありません。