兄の入院騒動でバタバタして田中貴金属から半年に一回送られてくる純金積立ての残高報告書をまだ開封していませんでした。少し落ち着いてきたので、開封してみました。

※兄の精神病院への入院騒動はこちらの記事


1 現在の投資状況
我が家は2010年4月から純金積み立てを始め、すでに8年以上経過しています。
金塊

※純金積立自体や開始の経緯についてはこちらの記事にまとめています。

前回(2017.9.22)ブログで報告した際は、

2017年6月基準では、時価評価額は 1,459,948円(304.0926g)。6月までの積み立て総額は、1,390,000円なので、8年間(2010年4月開始)の結果は...69,948円のプラスでした。

※前回の状況はこちらの記事


今回は、どうでしょうか?

※送られてきた純金積立ての残高報告書
純金積立

.....2018年6月基準では、時価評価額は 1,643,264円(304.0926g)。6月までの積み立て総額は、1,600,000円なので、8年間(2010年4月開始)の結果は...43,264円のプラスになっています。


...でも、1年前よりも、評価益は減少しています。orz
2189628



2 我が家の今後の方針
大局的に見れば、ドル金利が低下するとき、「ドル建て」金価格は上昇、逆にドル金利が上昇する時、「ドル建て」金価格は下落、という傾向があります。

足元のドル金利は歴史的に見て低水準で、今後、米国は金利引き上げの方向に進むと予想されるので、「ドル建て」金価格は、しばらくは上値を追いにくい展開となると考えられます。

ただ、「円建て」で金を見た場合、アメリカの金利が上がるのと、円安に振れ「円建て」の金の価格は上がります。そのため、それほど「円建て」の金の価格が下がることも無い と予想します。

「円建て」の金の価格は、短・中期的には、上がりにくく、下がりにくいものです。

長期・超長期では、金は産出量が少なくあまり増えず、一方で、世界全体では、人口は増え続け、経済規模も大きくなる一方なので、金の希少性は高まり、「円建て」であっても、ジワジワと値上がりすると予想します。

また、日本では(このまま人口が減り続けると)長期的には日本の地位は相対的に沈み円安になると思われるので、その意味でも、「円建て」の金の価格は長期では、値上がりすると思います。


※長期・超長期で金の価格が下落するとすれば、金の採掘技術・採取技術が進んで予想外の金の供給があった場合ではないか と思います。(シェールオイルで石油価格が下落したような...)


ということで、目先、もしかすると多少元本割れを起こすかもしれませんが、長期・超長期では値上がりすると信じてHOLDし続けることにします。



3 純金積立てのお勧め度
★★★☆☆:長期・超長期では値上がりが期待できることや、株等が下がったときのリスクヘッジ資産として、資産に組み込むことは悪いことではありません。ただ、短・中期的に、金は値下がりしそうな局面なので、今、金投資を始めるのは気持的には、少し辛いかもしれません。






※お金を確実に増やすことが目的なら、セゾン投信の方が いいかも...

 この本はセゾン投資のバイブルです。



※この本、お勧めです。久々に面白い本です。